派遣介護福祉士の資料 - 施設選びと認知症対策

「両親の介護施設」「介護業界への転職」、介護現場の体験談を元にポイントを紹介します

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【現場経験者が説明】「認知症対応型デイサービス」って何? / サービス利用前の参考資料 file3

「認知症対応型デイサービス」で勤務した体験談を交えながら、解説してゆきましょう。

 

介護業界14年目の派遣介護福祉士です。

「両親の介護施設を探したいけど」「介護業界で働いてみたいが」、そんな不安の解消に役立てられるように、13年以上の介護現場での体験を綴ってゆきます。


2007年に介護業界へ身を投じ、早や14年目を迎えました。(派遣歴12年)
派遣社員の特性もあり、経験した施設数は「13」になります。

 

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介護業界のデビュー / 「認知症対応型通所介護」(認知症対応型デイサービス)


配属は「デーサービス」でした。40歳誕生日の2日前です。

 

男性職員は私一人だけ。他、全員女性。
上司(主任)は、15歳年下の女性でした。別に気にはなりません。

 


出勤初日

そう言えば、何の職種で応募したのかも覚えていませんでした。

そもそも、介護業界にどんな職種があるのか、ヘルパー講座のテキストに書いていたように思うけど、よく知らずに応募したわけで。無知とはそんなものです

 

入社初日は先輩職員に付き添い、何事もなく業務は終了しました。

 

「認知症対応型デイサービス」を解説


認知症の利用者に特化した「デイサービス」です。


介護保険法で12名以下の利用となっていますが、私の施設では1日最大20名を超えてました。

 

あれは、どういうこと? 

法律が変わる前?


施設利用の一日の流れ

・車送迎
・喫茶
・体操
・入浴
・昼食
・レクレーション

・おやつ
・帰宅


一般のデイサービスと流れに、大差はありません。

利用者さんは認知症の方々になるので、レクレーション内容は、一般のデイサービスとは違いがあり、個別の対応も必要となります。


利用条件

・要支援、要介護
・認知症の認定
・住居が同じ市町村

 

認知症で介護保険が使える、地元在住者なら利用可能ということです。


利用者さんの傾向

認知症ですので介護度により、以下の傾向がありました。

 

・スタッフの声かけが理解できない
・介助拒否
・他傷行為
・帰宅願望

 

入浴拒否が強い場合、スタッフへの暴力行為があり、ほとんどのスタッフは腕が傷だらです。

どうしようもなく、入浴なしで帰宅して頂くことがあります。

 

利用の注意点

他利用者への他傷行為や、スタッフへのセクハラで、利用禁止にさせて頂くケースもありました。

 

爪の手入れや、指輪の装着は留意が必要です。

他傷行為に及んだ場合、相手の方の「怪我の度合い」が大きくなります

 

風呂場で気絶した経験


私は男性利用者の更衣介助中、後頭部を殴られて、気絶して倒れたことがあります!!

 

一緒に入浴介助をしていた同僚の話では、
靴下を履かせている時に、上から拳を振り下ろされたそうです。

 

私は前後の記憶が全くありません。


「認知症対応型デイサービス」で一番大変な業務


一番大変なのは「帰宅願望」の対処です。これは間違いないです。

 

「いつまでここに居るの?」

「早く家に帰りたい」


となり、感情が高ぶってくるんですね。

 

一旦帰宅願望が始まると、大声を出したり出口を探して徘徊するなど、スタッフの制止などは無力です。
又、大声や奇声を上げると、他の利用者さんも感化されて落ち着きがなくなります。


歩行の厳しい方の帰宅願望は、転倒の危険を伴い、スタッフの疲労度は半端ないところです。

 

「帰宅願望」は昼食後から徐々に始まり、午後2時を過ぎるとピークを迎えます。ここからの残り1時間が、スタッフの最後の正念場です。


スタッフ一人で徘徊3~5名を対応するなど、正に地獄絵巻。施設の外に出ないように、転倒して怪我をしないように、祈る思いで走り回る日々でした。


送迎時間の頃には、「精も根も尽き果てた」と立ち眩みすることもありました。


90歳の「帰宅願望」

いつもの「帰宅願望」が始まりました。落ち着なく出口を探し回ります。

そして、大声で叫びます

 

 

母が家で待ってますねん!!

晩ごはんの支度せなあかんねん!!

 


「90歳越えてますけど、お母さんはおいくつなんですか?」
「ギネスブック載りますよ」

と、心の中で呟く毎日でした。

 

存命なら、110歳は越えてますよ。確実に


提言

「施設選び」をする前に、施設にはどんな種類があるのかは、知識として予習しておいた方が良いですね。


これは「就職」「親の入所」、どちらにも共通しています。


主な介護施設

・特別養護老人ホーム
・老人保健施設
・デイサービス
・グループホーム
・有料老人ホーム
・他いろいろ


私は上記の5施設全てで、就業経験ありです。

上記5施設の解説も、徐々にしてゆきますので、宜しくお願い致します。

 

認知症に特化した「グループホーム」の紹介です

          ↓↓↓↓

【現場経験者が解説】施設選びのポイント / 「グループホーム」概要とメリット・デメリット file5 - 派遣介護福祉士の資料 - 施設選びと認知症対策

 

 

次回は、「女性施設長の気配り」を予定しています。

 

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