派遣介護福祉士の資料 - 施設選びと認知症対策

「両親の介護施設」「介護業界への転職」、介護現場の体験談を元にポイントを紹介します

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【現場経験者が紹介】「健康型有料老人ホーム」の概要と実態 / 業界人も知らない存在 file16

現在、「健康型有料老人ホーム」は開設認可が下りない為、国内では希少な存在となっています。


業界人でも存在や実態を、知らない方が多いです。

 


「健康型有料老人ホーム」での勤務 / 将来の不安が解消できる施設

 

介護業界14年目の派遣介護福祉士です。

「両親の介護施設を探したいけど」「介護業界で働いてみたいが」、そんな不安の解消に役立てられるように、13年以上の介護現場での体験を綴ってゆきます。


2007年に介護業界へ身を投じ、早や14年目を迎えました。(派遣歴12年)
派遣社員の特性もあり、経験した施設数は「13」になります。

 

 

www.careismylife.com

 

何の情報もなかった「健康型有料老人ホーム」

 

派遣会社の説明では、

「初めての取引先なので、施設の情報が全くない」
「健康型有料老人ホームについても、派遣実績がない」

とのことでした。


何も分からないままに、

「とりあえず行ってちょうだい」

という事です。


勤務した「健康型有料老人ホーム」 はこんな施設

高層タワーマンションになっており、約130の住居が備わっていました。

 

通常の老人ホームにあるような「手狭な個室」とは違い、台所・風呂を備えた「通常のマンション」と、同じ居室スタイルです。


入居者の誰もが利用できる「大浴場」「大食堂」「会議室」「集会所」も完備されていました。設備が整ったマンションです。

 

 介護が必要になった場合

 

この建物内の2フロアが、要介護者専用の「介護フロア」として活用されていました。


自立状態で入所して、介護が必要となった場合でも、「移り住み」として同じ建物内に住み続けることができる、利用者やご家族にとっては理想的な施設です。

 

介護度によって、新たに「老人ホーム」を探す手間もなく、「特養」の順番待ちをする必要もないわけです。


介護士と看護師が、24時間体制で勤務しており、介護体制も申し分なかったです。

 

一時的な体調不良や病院退院後も、「介護フロア」を利用できますし、健康不安や軽度の認知症がある方には、日中に「介護フロア」で過ごしていただくことで、見守りもできていました。


介護士が付き添い、レクリエーションへの参加や外出も可能でした。介護保険を使って、介護サービス(生活援助など)も受けられます。


「介護付き有料老人ホーム」だったら、これだけのサービスを受けるのに、どれだけの金額がかかるのでしょう。

 

金銭の余裕ができたら、

将来はここで過ごしたい

と思える施設でした。


私が勤務した「健康型有料老人ホーム」を簡単に表現するなら、「介護施設が内蔵されたマンション」といったところです。
今流行りの「フィットネスルーム付き、マンション」みたいなものです。

 

「健康型有料老人ホーム」の利点・難点

 

利点

・自立生活が困難になっても、退居せずにそのまま介護専門部屋を利用できる


難点
・介護認定をうけた方は、入居資格がない
・施設数が少なすぎる


金銭の余裕があるのなら、元気なうちに入所しておけば、「将来の介護」の心配がない理想的な老人ホームです。先に述べたように数が少ないので、近隣で探すのは難しいのは残念です。


「健康型有料老人ホーム」が皆、こうだとは思いません。勤務した施設が例外かも知れません。

 

入居前に確認しておくこと

・介護フロアへ移動した場合の料金


「追加料金は必要なのか」「どの程度、追加されるのか」確認しておきましょう。
私が勤務した施設は、4人部屋なら追加なし、個室なら1日につき数千円追加ありでした。
各施設により、システムは違うはずです。


・自宅と施設の2重生活は可能か
部屋を確保しておいて、自宅との2重生活をされている方もおられました。


・門限時間以外の対応
「旅行で早い時間に外出したい」「知人との飲み会で帰りが遅くなる」など、施設の施錠時間帯での出入りが可能か、確認しておくと良いでしょう。

外出が自由なのは「健康型有料老人ホーム」の特徴です。

 

追記

私は「健康型有料老人ホーム」での勤務経験が、ここしかないので比較対象がありません。又、他の「健康型有料老人ホーム」で就労経験がある介護士と、出会ったこともありません。

 

施設選びの注意点

「パンフレット」や「ホームページ」だけで、施設を選んではいけません


施設選びに必要な「3要素」は、

「情報」「見学」「体験」

 

手間を省くことなく、正しい過程を追って、入居契約をするべきです。

拙速な契約は避けましょう。

ご両親のために時間と労力を惜しまず、ぜひ後悔のない施設選びをしてください。

 

専門の相談員の意見を参考にすると、検討がスムーズになり、リスク回避にも繋がりお薦めです。