派遣介護福祉士の資料 - 施設選びと認知症対策

「両親の介護施設」「介護業界への転職」、介護現場の体験談を元にポイントを紹介します

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【転職希望者の参考資料】「有料老人ホーム」概要 / タイプの違いを経験者が紹介します file15

「有料老人ホーム」には様々なタイプの施設があり、タイプによって業務や行動範囲にも違いがでてきます。

 

私の「有料老人ホーム」での勤務実績は「7」施設あり、タイプも一通り経験してきました。

 

 介護業界14年目の派遣介護福祉士です。
「介護業界で働いてみたいが・・・」、そんな不安の解消に役立てられるように、13年以上の介護現場での体験を綴ってゆきます。


2007年に介護業界へ身を投じ、早や14年目を迎えました。(派遣歴12年)
派遣社員の特性もあり、経験した施設数は「13」になります。

 

有料老人ホーム施設概要 / 種類別で解説します

 

1年半の「グループホーム」Bの勤務を終え、続くは「有料老人ホーム」Aです。

個人的には、3つめの就業施設となります。

 

 

「有料老人ホーム」の業務全般

生活援助(食事・洗濯・掃除など)や身体援助(入浴・排せつなど)と、介護サービス全体を行う施設です。


「24時間介護士」が勤務しており、施設によっては「24時間看護師」が常駐している施設もあります。私は両方勤務経験あり。

 

身体介助は「特別養護老人ホーム」より、やや少なめになりますが、業務の幅がかなり広い上、介護スタッフの移動範囲も広くなります。


私的な思いですが、「特別養護老人ホーム」出身の介護士は「有料老人ホーム」を、1年程度で退職してしまう印象が強いです。


「特別養護老人ホーム」との違い

「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」の主な違いには、以下の事項が挙げられます。

 

・ユニット制ではない(移動範囲が広い)
・介助以外の業務が多い(おやつの居配・食堂移動など)
・レクリエーションが多い
・ナースコールが多い
・入居者クレームが多い(高額な分、求めるものも高い)


私の経験上、「有料老人ホーム」の身体介助や介護技術は、「特別養護老人ホーム」と比較しても、全く遜色ありません。

 

24時間看護体制の「有料老人ホーム」であれば、「特別養護老人ホーム」よりも身体介助がかなり多く、「看護助士」の役割もあるので、医療知識が高くなります。

 

www.careismylife.com

 

「有料老人ホーム」の種類

 

有料老人ホームには大きく分けて、


「健康型有料老人ホーム」
「介護付き有料老人ホーム」
「住宅型有料老人ホーム」


があります。


一般的なのは「介護付き有料老人ホーム」ですが、近年では行政からの規制がかかり、「住宅型有料老人ホーム」が増加傾向にあります。
又、「健康型有料老人ホーム」の開設は、2000年頃から認可が下りないので、近隣で見かけることはないでしょう。介護士でも存在を知らない方が多いです。

 

「健康型有料老人ホーム」での勤務

3つめの勤務施設は、「健康型有料老人ホーム」でした。

派遣会社からは、初めての取引先で「事前の情報なし」とのことでした。


これはツライ!

また修羅場かな?


そんな不安の中でのスタートでしたが、心配無用でした。

ゆ~たりした、「ゆとり介護」スタイルでした。

 

「健康型有料老人ホーム」って何?

名前の通り、健康な方(自立度が高い方)しか入居できない老人ホームです。既に介護認定を受けている方は、入居資格がありません。

 

現在、「健康型有料老人ホーム」は開設の認可が下りない為、国内では希少な存在となっています。

 

「健康型有料老人ホーム」での勤務を希望しても、地元に存在している保証はありませんので、実現は厳しいかもしれません。

 
「健康型有料老人ホーム」について、下のリンク先で紹介しています。参考にして下さい。

            ↓↓↓↓ www.careismylife.com

 

「介護付き有料老人ホーム」って何?

要支援2~要介護5までと、介護度を問わないので、「自立の方」から「寝たきりの方」と様々な方々が入居されています。


業務の幅は、「特別養護老人ホーム」よりもかなり広くなります。

 

「特別養護老人ホーム」のような「ユニット制」ではありません。


その階全体をカバーする「フロア制」が多いので、移動範囲が広くなる上に、「フロア制」を採用していない施設も増加傾向にあり、そうなると階段を使った縦移動が加わり、より移動範囲が広くなります。

 

例:

2階でおむつ交換中に、5階からトイレ希望のナースコールがあり、急いで階段を駆け上がる。トイレ誘導が終わると、直ぐに2階へ戻り、おむつ交換再開。

 

 

大食堂を利用する「有料老人ホーム」だと、エレベーターを使って1日3度(朝昼夕)、全入居者の食堂移動も必要となります。

 

「住宅型有料老人ホーム」って何?


外部の訪問事業所から各入居者を訪問して、介護サービスを提供することになっています。


しかし、ほとんどの介護サービスは、施設内の介護スタッフが行っています。

 

「1人2役」(施設スタッフ・訪問ヘルパー)
と表現すると、分かりやすいかも知れません。
 

「住宅型有料老人ホーム」は、フロア制を採用していないので、階段を使った縦移動は必然と思ってよいでしょう。

 

2010年代に開設した「有料老人ホーム」は、行政の思惑もあり「住宅型有料老人ホーム」の場合が多いです。

 

施設選びの注意点

「広い介護サービス」や「広域な移動」を避けたい方は、「特別養護老人ホーム」での勤務が良いと思います。

「有料老人ホーム」勤務希望者で、「広域な移動」を避けたい場合は、フロア制を採用している「有料老人ホーム」が選択肢となります。2010年代前半以前に開設された「有料老人ホーム」だとフロア制の確率が高くなります。