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【トラブル注意!兄弟の分担】老人ホームの契約後に「もめること」 file32

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身内での「揉めごと」「トラブル」って、嫌ですよね

  • 仲がいいから大丈夫
  • 兄弟だから心配ない

親が「老人ホーム」に入居すると、あなたは兄弟間でもめるかもしれません

実は、介護の「兄弟トラブル」はかなり多いんです!!

あなたは「親の介護」が必要になった場合、兄弟間で「役割と金銭」の分担をしっかりしてください

  • 何で私ばっかり!
  • 何で全然してくれないの!
  • 私だって忙しいのに!

不満爆発で、根深いトラブルが起こります

楽観しないでください

「老人ホーム」で働いていると、関係性が良くない「兄弟」をたくさん見ます

「兄夫婦は何もしない」「私ばっかり!」

不満もたくさん聞いてきました

兄弟間で「揉め事」になると、あなたの子供にも迷惑がかかります

だから分担をしっかり決めてから、「老人ホーム」に入居してください

この記事でわかること
  • 兄弟で分担するべきこと
  • 分担しないと起きること
  • 私の経験談

「両親の老人ホームを探したいけど・・・

そんな不安を解消ができるように、15年の介護現場での体験を詰め込みました。

2007年に介護業界へ身を投じ、早くも15年が経過。(派遣歴13年)
派遣社員の特性もあり、働いた施設数は「13」になります。

13施設で働いた経験談を読めるのは、この記事しかありません。

  • 健康型有料老人ホーム 1施設
  • 介護付き有料老人ホーム 3施設
  • 住宅型有料老人ホーム 2施設
  • 24時間看護師常駐・有料老人ホーム 1施設
  • 特別養護老人ホーム 1施設
  • 老人保健施設 1施設
  • グループホーム 2施設(4ユニット)
  • デイサービス 1施設
  • 障がい者(自閉症)グループホーム 1施設(3ホーム)
  • 居宅介護支援事業所 2事業所

以上、10業態(13施設)を経験しています

派遣の介護士として、いろんな施設で現場経験してきました

・ 私のプロフィール

目次

老人ホームの入居前までにしておきたいこと / 兄弟で分担でトラブルを避ける

今も残るアナログな日本の慣習

中年層の価値観って、昔からほとんど変わっていません

親の介護は誰がするのか

あなたは誰が「親の介護」をするべきだと思っていますか

  • 長男するもの
  • 嫁がするもの
  • 同居者がするもの

親の介護は家族全体(及び地域社会)ですることです

  • 金銭負担を避けたい!
  • 労力を避けたい!
  • 自由な生活を満喫したい!

皆さん、想いは同じなんです

「お嫁さん」「義理の息子」は、あなたの親の介護に関わりたくないと思っています。

特に「お嫁さん」へ、介護を押し付けて揉めるのは、よくあるパターンです。

私の経験談:

「老人ホームの面会」で、よく文句・愚痴を聞いてきたのが「お嫁さん」です

  • 弟夫婦は何もしない!
  • 私らばっかり!

「弟夫婦」の面会は拒否するよう依頼する「お嫁さん」がおられました

息子が何もしないのに、血縁関係がない「お嫁さん」が、付き添い・差し入れをしないといけない

ストレス爆発でした

介護の負担はお金だけではない

在宅介護での、同居者の負担は絶大です

親が施設に入居しても、「金銭と労力」の割合が逆転するだけです。

老人ホームに入っても、負担は継続します

介護で家族にかかる負担

  • お金・費用
  • 時間
  • 労力
  • 自由

介護にかかる負担はたくさんあります

多くのことが犠牲になるんです

「不公平のストレス」は、かなり大きいです!

老人ホームと契約する前に決めておくべき分担

お金の分担割合を決めておく

兄弟間で金銭負担の割合を、決めておくべきです。

お金でもめるのは「あるある」ですからね

分担金額は「老人ホーム」の入居費だけではありません

あなたの親が入院した場合、「老人ホーム」と「入院代」の2重払いを覚悟してください
費用負担が一気に上昇します

  • 薬が増える
  • 介護度が高くなる

そうなると、更に金額が高くなります。

  • 私は子供にお金がいるからムリ!
  • 長男なんだから全部払ってよ!
  • 何で私らばっかり!

あなたは追加費用でもめますよ

入居費以外の追加費用も、分担割合をしっかり決めておきましょう

親の年金額に対して、どの程度不足がでるのかも検討しておくと良いです

時間と労力の分担を兄弟間で決めておく

あなたの親は「認知症」ですか?

もし「認知症」なら、親が入院すると「付き添い」が入院条件になります。

  1. 入院の付き添いは誰がするのか?
  2. 付き添いの分担はどうするのか?

しっかり決めておきましょう

「認知症」の付き添いは、毎日必要です

やってはいけないこと

「専業主婦だから、やって当然」

こんな考えで「お嫁さん」にばかり負担を強いると、いずれは離婚になることも考えてください

専業主婦は、暇ではありません

育児・家事とやることが多いです。

そこに「病院の付き添い」と掛け持ちを続けるのは、精神的にかなりキツイと考えてください

誰だって自由な時間が欲しいものです

兄弟の分担決めておいても予断は許さない

血縁関係がない義理の兄弟は「金銭負担」に関して、いずれ反対勢力となります。

あなたが負担を丸かぶりをすると、あなたの家計はピンチですよね?

分担の割合を決めておいても、何があるか分からないと覚悟しましょう

「老人ホーム」の勤務で、関係が良くない兄弟を何組も見てきました。

あなたも注意してください

まとめ / 兄弟で決めておくべき分担・起こりうること

  • 親の介護は家族でするもの
  • 兄弟での「公平感」を守るべき
  • お金の分担を決めておくべき
  • お金の分担は「入居費」だけではない
  • 入院した時の「付き添い」の分担も決めておく
  • 専業主婦への押し付けをしてはいけない
  • 血縁関係がない人が反対勢力になると覚悟する

私の経験談

仲の悪い兄弟をたくさん見てきました。

  • 「うちの兄が来たら○○と伝えてください」
  • 「うちの弟は何て言ってましたか?」

介護スタッフを仲介して、メッセージを送るご家族が数組いました。

「自分で電話したらいいのに」と思いますが、連絡もとりたくない関係なんです

あなたもこんな関係にならないよう、事前に取り決めをしてくださいね

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この記事を書いた人

現場介護歴15年以上
2009年「介護福祉士」国家資格取得
親の老人ホーム選びの相談が増えアドバイスを発信中

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