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【注意!老人ホームの契約前】確認しておきたいこと20選 file31

  • できると思っていたのに実現しない
  • こんなにお金がかかるんだ
  • これって別料金だったの
  • こんな物が必要なの

老人ホームと入居契約する前に、確認しておきたいことはたくさんあります。

あなたの「思っていないこと」が続出しますよ

よくある疑問

  • 契約前にしておくことはあるの?
  • 契約の注意点があれば知っておきたい

契約する前に「確認しておけば良かった!」と後悔しないよう、現場経験者の介護士が注意点を紹介します。

今までご家族から聞いてきた「相談やクレーム」を元にしています

インターネットや本では紹介されていない「現場の情報」を詰め込みました。

他では読めない「確認すべきこと」が満載です

この記事でわかること
  • 契約前に確認しておくべきこと
  • 知っておきたい別料金
  • 家族がしないといけないこと
  • 入居して分かる「実現できないこと」
  • 私の経験談

「両親の老人ホームを探したいけど・・・

そんな不安を解消ができるように、15年の介護現場での体験を詰め込みました。

2007年に介護業界へ身を投じ、早くも15年が経過。(派遣歴13年)
派遣社員の特性もあり、働いた施設数は「13」になります。

13施設で働いた経験談を読めるのは、この記事しかありません。

  • 健康型有料老人ホーム 1施設
  • 介護付き有料老人ホーム 3施設
  • 住宅型有料老人ホーム 2施設
  • 24時間看護師常駐・有料老人ホーム 1施設
  • 特別養護老人ホーム 1施設
  • 老人保健施設 1施設
  • グループホーム 2施設(4ユニット)
  • デイサービス 1施設
  • 障がい者(自閉症)グループホーム 1施設(3ホーム)
  • 居宅介護支援事業所 2事業所

以上、10業態(13施設)を経験しています

派遣の介護士として、いろんな施設で現場経験してきました

・ 私のプロフィール

目次

必ず確認したい!契約前にしておきたいこと20選

あなたは「老人ホームの契約」をしようとしていますよね?

契約前に「確認しておきたいこと」がたくさんあります。

入居契約前に「確認しておきたいこと」を紹介してゆきます。

面会できる時間帯を確認しておく

家族面会で一番多いのは「午後1時~4時頃」です。

平日だと仕事帰りの午後7時以降に、来られるご家族もおられます。

「有料老人ホーム」では、午後6時以降は事務所が閉まっています。

(特別養護老人ホームは、事務所に宿直者が配置されている)

あなたが施設に入れるよう、介護スタッフが夜間業務の合間に、玄関の解錠のために現場を離れることになります。

「夜の面会はできるのか?」確認しておきましょう

有料老人ホームは「24時間面会OK」の施設が多いです

もし夜の面会OKなら、仕事帰りに立ち寄ることができます。

私の経験談:

深夜0時に、ご家族が面会に来られた経験があります

現場からすると、困惑なんですが・・


外出時間に制限があるのか確認する

事務所が開く「午前9時~午後6時」なら、どの施設でも制限ないはずです。

時間帯によっては、制限をかけている施設もあります。

私の経験談:

  • 法事で早朝に外出
  • 外食で夜まで帰ってこない

時間帯によっては「夜勤者」が玄関開錠のために、職場を離れられないことがあります

どの時間帯でも、外出が可能なのか確認しておきましょう

食事時間はフレキシブルなのか確認する

  • 有料老人ホーム
  • 特別養護老人ホーム
  • グループホーム
  • 老人保健施設

どの業態の施設も、食事の時間が決められています

例:

  • 朝食 午前8時
  • 昼食 午後12時
  • 夕食 午後6時

私の経験談:

「有料老人ホーム」では、食事時間をフレキシブルにしている施設がありました。

例:

  • 朝食 午前7:30-9:00
  • 昼食 午後12:00-1:30
  • 夕食 午後5:30-7:00

「この間ならいつでもどうぞ」というスタイルです

食事時間がフレキシブルだと、自分で時間調整ができて、自由度が高い生活ができます。

朝の「連続ドラマ」や「のど自慢」など、好みのテレビ番組が見られますよ

食事時間が固定化されているのか、確認しておくと便利です


家族の宿泊が可能なのか確認する

「ご家族の夜間宿泊」が可能なのか、確認してみてください。

「有料老人ホーム」には、家族が「親の部屋」に宿泊できる施設がたくさんあります

家族の横で「おむつ交換」するのは気をつかいます

家族の宿泊は別料金になります

金額も確認しておきましょう!

施設によっては、「看取り(ターミナルケア)」の時しか宿泊できないこともある

私の経験談:
深夜帯に泥酔状態で宿泊を繰り返す「ご家族」がおられました。

現場の強いプッシュで、施設長が宿泊禁止にしたことがありました

食事キャンセルの期限を確認する

ご家族との「外出・外食」で、食事のキャンセルはよくあります。

特に「おやつ」のキャンセルは多い。

食事キャンセルのクレームは、とても多いんです。

食事キャンセルには、期限があります。

期限を超えると、食事代の支払いが必要です

  • 食事のキャンセルは、いつまでなら無料なのか?
  • どのタイミングなら、お金がかかるのか?

契約前に確認しておきましょう

数百円の小さな金額ですが、あなたのストレスになります


施設に持ち込み「できるもの」「できないもの」

持ち込み可能な物を、確認しておきましょう!

よくある「持ち込みできるもの」

  • 整理タンス
  • 衣料用ダッシュボード
  • 小型冷蔵庫
  • テレビ

確認してください

現金や貴重品(宝飾品)は、「盗難・紛失」のリスクがあります

「持ち込み拒否」や「事務所預かり」になることが多いです

私の経験談:

軽度の認知症の人は、「物盗られ妄想」があります。

私が勤務した施設で、入居者が「宝石がなくなった」と110番して、警察沙汰になったことがあります。

事情聴取を受けたスタッフは、大半が退職してしまいました。

貴重品の持ち込みは、施設にとってリスク大


施設のおむつ・尿取りパットの料金を確認

「有料老人ホーム」「グループホーム」では、

おむつ・尿取りパットの料金は別途請求になります。

(特別養護老人ホーム・老人保健施設では無料

市販の物よりも、どの程度高いのかチェックしておきましょう

金額を知っておくとよいです

「施設で用意してもらうと高いから、自分で持ち込みをしよう」

こんなご家族がおられます

持ち込みの場合、「買いだし」「お届け」の手間が必要です。

あなたは「時間と手間」の負担で疲れるかもしれません

多少金額が高くなっても、施設で用意してもらった方が便利です

あなたの「許容範囲」に収まるか、確認してください


自分で準備する備品はどんな物があるのか

「排泄介助や歯磨き介助」が必要な人は、おむつ・パット以外にも備品が必要です。

  1. 自分で用意する備品
  2. 施設で用意できる備品

どんな物があるか確認してください

施設で一括購入している物もあります。

あなたが全ての備品を準備するのは面倒です

あなたが準備する備品

  • お尻拭き(濡れティッシュ)
  • 口腔ティッシュ
  • 口腔スポンジ
  • 入れ歯洗浄剤
  • 陰洗ボトル
  • エプロン

別途料金で、施設が準備できる可能性もあります

認知症対応の備品料金も確認しておく

あなたの親は認知症ですか?

認知症の程度によっては、更に備品が必要になるかもしれません。

「転倒リスクが高い人」「夜間徘徊がある人」の備品

  • センサーマット
  • 離床センサー

いずれ必要になるかもです

 

センサーマット・離床センサー:

認知症の「徘徊防止」「転倒防止」のため使用する装置

  1. ベットから起き上がる
  2. 床に足を降ろす

センサーが反応して音を鳴らし、介護スタッフは駆けつけることができる

事故を防げます

  • 家族が実費購入するのか?
  • 施設の備品として無料?

どちらになるのか、確認しておきましょう

施設よってバラバラです

私の経験談:

「施設」も「ご家族」も、どちらも購入拒否。

家族同意の上、掛け布団に鈴をつけて、夜間対応した経験あり(涙)

寝返りしただけでも「鈴」は鳴り続け、大変だった苦い思い出

クリーニング代金はいくらかかるのか

  • ベット
  • 布団

施設のものを使用します。

持ち込みする人もいます

  • 掛け布団を抱き込んで寝る
  • 掛け布団の上で排尿する

「尿」で掛け布団を汚してしまうのは、意外と多いです

施設に「予備の掛け布団」がありますが、クリーニング代は利用者負担です。

敷き布団は「防水カバー」で防げますが、掛け布団はどうしようもない

布団を汚した場合のクリーニング代金を、確認しておきましょう

私の経験談:

ベット上で放尿する「認知症の男性」がおられました。

月々のクリーニング代は、数万円かかっていました。

布団の持ち込みは、お勧めできません

汚した場合の「代替品」がないからです!

あなたが至急対応する必要があり面倒ですよ

新聞を配達してくれる時間帯を確認する

「有料老人ホーム」だと、共用スペースに新聞各紙が置かれています。

しかし、居室へ持ち帰ることはできません。

居室で新聞を読みたい場合、個人契約が必要です。

「有料老人ホーム」では、新聞の宅配を受け付けています。

新聞配達を利用します

私の経験談:

 ・午前5時頃、「夜勤者」が回収して、新聞を各居室へ配達

・午前9時以降に「事務所スタッフ」が、新聞を各居室へ配達

2つのパターンがありました 

希望の時間帯に、手元に届く保証はありません!

「折角、新聞を取っているのに、欲しい時には手元にない」と覚悟してください

手元に届く時間を、事前確認しておいても良いでしょう

補食の管理をしてくれるのか確認する

  • 漬物
  • 梅干し
  • ヨーグルト
  • ヤクルト
  • バナナ

「馴染みの食べ物」は、誰にでもあります。

施設への「持ち込み」可能です

個人で用意した食べ物は、「自己管理」or「介護者管理」確認が必要です

私の経験では、施設によってバラバラです

  • 介護者管理の場合、「食堂の冷蔵庫」で預かる
  • 自己管理の場合、「小型冷蔵庫」の購入が必要

居室内で「自己管理」することになる


通院ガイドはしてもらえないと覚悟

「持病や怪我」での通院は、ご家族が付き添いをされています。

「通院の付き添い」を、売りにしている「有料老人ホーム」もありますが、あまり期待できません。

私の経験談:

通院付き添いをしている「有料老人ホーム」で、勤務経験があります。

「夜勤明けのスタッフ」の同行が主になる

人員不足やスタッフの負担が大きく、実現しないことが多かった

日勤「看護師」が、通院同行するホームなら実現性が高い

住宅型有料老人ホームだと、通院時間が決まっている「歯科通院」なら実現性あり

「在宅介護サービス」を利用することになる

もし通院同行を売りにしている施設なら、

「どの程度、実現できているのか」確認しておくと良いです


イベント・外出などレクレーション費用の平均金額

「有料老人ホーム」の場合、イベント・外出が多いのも特徴です。

施設によっては、レクレーションが多く「予想金額」を超えるかも。

参加費は別途請求です。

1か月の平均金額を知っておきましょう

兄弟間で費用をシェアする場合、予算割の目安に必要です。


光熱費の平均金額を確認する

光熱費も別途請求が多いです。

1か月の平均金額を知っておきましょう

兄弟間で費用をシェアする場合、これらも予算割の目安に必要です。


系列施設・居室変更の可能性と金額

他の入居者との「人間関係悪化」「トラブル」に会った場合、系列の施設へ移れるか確認しておきましょう。

料金に関しては、契約前に確認を取る必要があります

他の施設に移れない場合、 

  • 居室変更可能か?
  • その場合の料金は?

以上も確認しておきましょう。

私の経験談:

  • 介護度が高くなった場合
  • 認知症状が高くなった場合

施設が居室変更を、お願いすることがあります。

その場合の料金も、確認しておきましょう


入院した場合の月額費用

入院した場合、「施設の部屋代」と「入院費用」の二重払いが基本です。

今一度、確認しておいてください

退居返金について確認しておく

退去した時の「返金条件」を、確認しておきましょう。

  • 初期償却
  • 償却年数
  • クーリングオフ

契約書で確認できますが、「重要事項説明書」にも記載しています

契約前に目を通しておくべきです

コーディネーター(相談員)を利用した場合は、「初期償却」「償却年数」の一般的な料金について、聞いておくと良いです。

初期償却:

入居した時点で、返金されないお金

償却年数:

返金される期間。期間を過ぎると返金なし

クーリングオフ:

入居90日内であれば、全額返金

倒産した場合の返金

契約前までに確認要です。

コーディネーター(相談員)を利用した場合は、一般的な料金について聞いておきましょう。

「退去になる条件」はどんなケースがあるのか

施設から「退去要請を受ける」ケースを確認しましょう。

自分から退去を申請するまで、施設に一生居られるわけではありません。

退去の可能性は覚悟してください

よくあるケース

  • 医療行為が必要になった
  • 暴力行為
  • セクハラ

思いつくパターンをあげてみました


契約前に準備しておく物を確認しておく

契約時に提出を求められるもの

  1. 既往歴
  2. 住民票
  3. 健康診断書
  4. 印鑑証明
  5. 連帯保証人
  6. 身元引受人
  7. 診療情報提供書

既往歴:

今までどんな病気をしたか時系列で「病歴」まとめておくこと

  • 発症時期
  • 診断した月日
  • 入院歴
  • 手術歴

余裕があるうちに、既往歴をまとめておきましょう

まとめ / 契約する前に「確認しておきたいこと」

  1. 夜に面会ができるのか
  2. 食事時間が自由に選べるのか
  3. 家族が親の居室に泊まれるのか
  4. 食事キャンセルはいつまでなら無料なのか
  5. 施設に持ち込みが「できる物とできない物」
  6. 施設のおむつ・尿取りパットの値段
  7. 自分で用意するべき備品
  8. 認知症対応の備品は有料なのか
  9. 布団のクリーニング代金
  10. 新聞配達してくれる時間
  11. 個人の食べ物は「自己管理」なのか
  12. 通院の付き添いは実現性があるのか
  13. レクレーションの平均金額
  14. 光熱費の平均金額
  15. 居室を変更してもらう場合の金額
  16. 親が入院した時の部屋代
  17. 退去時の返金について
  18. 倒産した場合の返金について
  19. 退去を要請される条件
  20. 契約時に提出が必要な物

思いついたことを、紹介してみました

また思い出すことがあったら、随時アップデートしてゆきます

あなたは契約までに「確認しておくことって、こんなに多いんだ」と認識できたと思います

失敗しないためのひと手間です

▼ 老人ホームの選び方から入居までの手順を、下の記事にまとめています

記事のリンクをたどれば、いろんなことが分かるように配置しています

・ 老人ホームの選び方から入居までの手順「10ステップ」

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この記事を書いた人

現場介護歴15年以上
2009年「介護福祉士」国家資格取得
親の老人ホーム選びの相談が増えアドバイスを発信中

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