よくある「老人ホームの悩み」
- 親のことが気になるから面会にゆきたい
- でもなかなか時間がつくれない
- 休みの日は家のこともあるし
面会へ行きたいけど、時間をつくるのは結構厳しくありませんか?
仕事帰りにちょっと寄ってみたい!
でも仕事帰りの面会って、気が引けますよね
実は有料老人ホームは「24時間面会OK」の施設が多いです。
面会時間の幅が広いんです。
この記事では、有料老人ホームの「面会時間」と「家族の宿泊」について紹介してゆきます。
家族にとって、どれほど便利なのか理解できるはずです。
介護現場を経験している「介護士」の立場で伝授します
有料老人ホームと特養・老健との違いも分かるようにしています
▼ 特養・老健との比較記事は、下のリンク先も参考にしてください
- 有料老人ホームの面会時間
- 有料老人ホームの家族宿泊
- 特養との違い
- 私の経験談
「両親の老人ホームを探したいけど・・・」
そんな不安を解消ができるように、15年の介護現場での体験を詰め込みました。
2007年に介護業界へ身を投じ、早くも15年が経過。(派遣歴13年)
派遣社員の特性もあり、働いた施設数は「13」になります。
13施設で働いた経験談を読めるのは、この記事しかありません。
派遣の介護士として、いろんな施設で現場経験してきました
・ 私のプロフィール
有料老人ホームは仕事帰りでも面会できる / 特別養護老人ホームとの違い
有料老人ホームは「面会時間」を制限していない施設が多いです。
「特別養護老人ホーム」「老人保健施設」では、面会時間に制限があると思ってください
ご家族は「午前10時から午後4時」に訪問しています。
忙しい時間帯、面会を避けてほしいんです。
施設側の都合です
私の経験談:
私は「有料老人ホーム」を「7施設」経験しました。
全ての施設で「面会時間」に制限はありませんでした。
「有料老人ホーム」の面会時間は幅が広い
「有料老人ホーム」でも、午前10時から午後4時に面会する人が多いです。
しかし、ご家族優先の観点から「面会時間」を自由にしています。
(一部例外の施設もある)
仕事帰りに面会を希望する人は多いです。(午後7時から午後10時)
「事務員がいる時間」「玄関が開いている時間」は、午前9時~午後6時です。
午後6時以降は、夕食介助や就寝準備の時間帯になります。
「有料老人ホーム」なら、仕事帰りに面会できる可能性が高い
玄関の開錠へ向かうのに、時間がかかることは覚悟してください。
私の経験では、午後9時以降に面会する家族もおられました
遅い時間に面会を希望する場合、日中に電話しておくことをお勧めします
夜勤者の対応が厳しいからです
私の経験談 / 面会停止の事例
ここでは私が経験した「面会停止」の事例を紹介します。
夜間9時以降に面会する「常連さん」がいました。
よく飲酒した後に、面会に来ることが多かった「息子さん」でした。
ある日、深夜0時に泥酔で面会に来られました。
あくまで想像ですが、終電に間に合わなかったのでしょう。
直ぐに居眠り。
しかも午前5時に「外に出たいから玄関を開けてくれ!」とナースコールが鳴りました。
始発電車で帰宅するためです。
母親が寝ている間に「訪問して帰宅」
これでは面会とは言えません!!
現場介護士から施設長に嘆願書提出。
深夜帯の面会を「全面禁止」にしてもらいました。
実は、家族が宿泊できる「有料老人ホーム」もあります
「有料老人ホーム」には家族が宿泊できる施設もある
家族が親と同じ居室内で、宿泊できる有料老人ホームがあります。
料金は別途必要(要確認)
全ての「有料老人ホーム」で、実施されているわけではありません。
事前に確認しておきましょう!
「特養」では絶対に宿泊できる施設はありません
「看取り(ターミナルケア)」の時だけです
通常は予約が必要ですが、急な宿泊も受け付けている「有料老人ホーム」もありました。
私の経験談:
- 折り畳みベットを貸し出し
- 持ち込みされているソファーで横になる
こんなパターンで休まれていました。
家族が寝ている前での「おむつ交換」には、かなり気をつかいました
電気や音など、介護スタッフは都合よくは動けません
結構プレッシャーを感じました
▼ 老人ホームを探す手順を「10ステップ」に分けてまとめています
お勧めの記事です
まとめ / 有料老人ホームの面会時間・宿泊サービス
- 「有料老人ホーム」は「面会時間」の制限なしが多い
- 夜間に面会をしたいなら「有料老人ホーム」を選ぶべき
- 「有料老人ホーム」では、宿泊できる施設もある
▼ 有料老人ホームと特養の比較を、下の記事にまとめています
有料老人ホームのサービスについて、今回は「面会時間」と「家族の宿泊」を取り上げてみました。
有料老人ホームには、特養や老健にはない自由度や気遣いがたくさんあります。
高いお金を払う価値はあります
▼ 他の特養・老健との比較記事は、下のリンク先を参考にしてください
特に女性なら「入浴方法」は必見!!
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