実家の親から頻繁にかかる電話に「ウンザリ」
ストレスから解放されたい人は必見!
あなたは実家の親から、頻繁に電話がかかってきて困っていませんか?
軽度の「認知症」によくある行動です
- 自由がない!!
- 外出先でもスマホが鳴る
- ママ友と話しもできない
ストレスの連続で、気が変になりそうですよね
旦那や子供の声ですら、うっとしく感じるはずです
私はこんな意見をたくさん耳にしてきました
職場にも電話がかかってきて、仕事が手につかないこともあります。
周りにも気を使いますよね
この記事では、実家から頻繁に電話がかかってきて悩んでいる「あなた」に解決方法を紹介します
- 電話に制限をかける方法
- 電話に制限をかけるリスク
- あわせてしておきたい対策
- 一番効果的な対策
私は15年以上、介護現場で介護士をしています。
・ 私のプロフィール
入居者のご家族たちから、「親が認知症で、よく電話に悩まされた」と聞かされています。
実家の親から頻繁にかかる電話から解放されたい!!
そんな人は読み続けてください
老人ホームにいる親からの「電話対策」は、下の記事で紹介しています
発信制限でストレスから解放 / 実家から頻繁にかかる親の電話対策
実家から頻繁にかかる電話の対処法を紹介します。
親の電話に「発信制限」をかけるだけでは不十分です。
手順に沿って行動してください
実家からの電話を避ける方法は2つある
- 実家の固定電話に制限をかける
- あなたの携帯電話に「着信拒否」設定をする
「実家」「あなた」のどちらかに電話制限をかけることで、親からの電話をブロックできます。
実家の固定電話を着信専用にする(発信制限)
実家の固定電話を「着信専用」にするには、NTTへの申し込みが必要です。
NTT公式ホームページに、詳細が掲載されています。
費用がかかる上、2024年でサービス終了予定です
- 110番・119番に電話を繰り返す人
- 特定の親戚に電話を繰り返す人
- テレビショッピングに注文を繰り返す人
電話を繰り返して、多方面に迷惑をかけている人にだけ有効です
個人的にはおすすめしない方法です
実家の固定電話に「発信制限」をしてしまうと、費用以外のリスクがあります。
あなたの携帯電話に着信拒否を設定する
あなたの携帯電話に「着信拒否」の設定をします
お金がかからない便利な方法です
あなたが契約している「携帯電話会社」で、それぞれ説明されています。
手順にそって、設定してみてください
電話の機種によっても、設定に違いがあります
▼ 携帯電話会社のリンク先で確認してください
・ ソフトバンク
・ au
・ ドコモ
発信制限・着信拒否すると「緊急電話」が受けられない
発信制限・着信拒否をした場合、あなたは親からの「緊急電話」を受けることができません。
本当に必要となった時、電話が機能しないんです
あなたの親は一人で解決できるでしょうか?
よく考えてみてください。
電話に制限をかけるなら「安否確認」も併用すべき
そんなことを言われても、私だって自由が欲しい!!
私も同じ想いです
定期的に電話して安否確認する
実家の親があなたに電話しても、全然つながらない!
あなたの親は「混乱」して、認知症が進行する可能性が高いです
あなたから親に電話することで、親から電話しない方向に導いてゆきましょう。
1日に数回、時間指定して「この時間に娘から電話がある」と見通しを立てます。
最初は回数を多くしておいて、少しづつ回数を減らしてゆきます。
某有料老人ホーム時代に成功した経験ありです
併用したい行動:
「スケジュール表」(時間割)を紙に書いて、電話前に貼りだしましょう
「この時間に子供から電話がある」と認識させるためです
時間の記憶は、認知症の人には期待できません
公的・民間サービスを活用して安否確認をする
離れて暮らす親を管理する「サービス」を活用します。
- ホームヘルパー(介護保険利用)
- 安否確認してもらえる見回りサービス
- 映像で安否確認できる遠隔カメラ
いろんな介護サービスがあります。
お金はかかりますが、あなたの手間はグッと下がります
▼ 離れていても、親の生活を「映像」で確認できる「みまもりCUBE」はおすすめです!!
- コンセントに差すだけで使える
- 複雑な配線がいらない
- wifiの契約がいらない
- 会話機能がある
- スマホでも映像が見える
機械が苦手なあなたでも簡単です
手間やお金はかかるがリスクは軽減できる
親の「安否確認」には手間がかかり、お金もかかります。
でも「安否確認」を繰り返せば、あなたはストレスから解放されます
心配が少なくなるんです。
「同居」よりもリスクはあります。
でも何もしないわけにはゆきませんよね
安全性を確保するなら「老人ホーム」が一番効果的な対策
高齢世帯には危険が多いです
- 電話セールス
- 詐欺
- 強盗
- 火の不始末
- 転倒・怪我
- 意識を失う
- 認知症の進行
親の安全性を確保するなら、「老人ホーム入居」か「あなたと同居」の二択です
でも同居って厳しいですよね
▼ 親との同居の問題点
- 家族の同意を取り付ける
- 家族の愚痴を毎日聞かされる
- 親からのストレス
安全性は高いけど、あなたがストレスでつぶれるリスクもあります。
それでは解決にはなりません
老人ホームにいれば緊急対応が早い
老人ホームには24時間体制で「介護士」が常駐しています。
あなたの親が倒れていても、「定期巡回」で直ぐに気づくことができます。
「救急対応」も早いですよ
あなたと同居していても、あなたは24時間自宅にいるわけではありませんよね?
老人ホームは24時間体制で、救急搬送できる環境も整っています
- 救急車の誘導
- ストレッチャーが入るエレベーター
- バリアフリー
マンションのエレベーターには、ストレッチャーが入りません
階段での救急搬送には時間がかかります
あなたの自宅よりも安全性が高いです
▼ 現場で働いている「介護士の目線」で紹介しています
本やネットでは知れない情報が満載です
グループホームでは、救急搬送への期待が薄いです
これは真実です!覚悟してください
老人ホームに入居しても携帯電話を持たせてはいけない
あなたの親が「老人ホーム」に入居しても、親が携帯電話を持ってしまったら、同じことの繰り返しです
またあなたは「ストレス」の連続です
もし携帯電話を「老人ホーム」に持ち込むなら、下の記事を読んで対策してください
まとめ / 実家から頻繁にかかる電話対策
- 固定電話に発信制限をかける
- 携帯電話を着信拒否にする
- 電話に制限をかけると「緊急電話」が受け取れない
- 安否確認を併用するべき
- 安否確認は手間とお金がかかるがリスクが減る
- 老人ホームは安全性が高く「一番効果的な対策」となる
親やあなたの電話に制限をかけるなら、定期的な「安否確認」も併用してください
「安否確認」は不測の事態に、気づけるチャンスがあります。
老人ホームへの入居が、一番効果的な対策です
親の実家暮らしが、いつまでも続けられるとは限りません
いつかは実家暮らしが厳しくなります
遅かれ早かれ、あなたは行動することになります
年齢を重ねるにつれ、高齢者は「新しい環境」に適応できません
特に「認知症が重度化」すると、老人ホームに入居しても「問題行為」で退去を要求されることがあります。
できれば認知症が重度化する前に、あなたは行動するべきです
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