母親の介護度が高くて「医療行為」が必要!
介護度が高くなると、自宅での介護にも限界があります。
あなたは「介護疲れ」で倒れてしまうかもしれません
- 体力の限界
- 自由がない
- 睡眠時間がとれない
- イライラしてしまう
- こんなことがいつまで続くの
あなたは「老人ホーム」を検討していますよね?
あなたの母親が「身体介護度」が高いなら、24時間看護師がいる「老人ホーム」だと安心です
実は、24時間看護師がいる「老人ホーム」は、かなり少ないんです。
金額が高い「有料老人ホーム」でも、看護師は24時間体制ではありません。
この記事では、看護師が「24時間体制で働いている」老人ホームを紹介しています。
「両親の老人ホームを探したいけど・・・」
そんな不安を解消ができるように、15年の介護現場での体験を詰め込みました。
2007年に介護業界へ身を投じ、早くも15年が経過。(派遣歴13年)
派遣社員の特性もあり、働いた施設数は「13」になります。
13施設で働いた経験談を読めるのは、この記事しかありません。
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派遣の介護士として、いろんな施設で現場経験してきました
・ 私のプロフィール
24時間看護師が働いている施設 / 「有料老人ホーム」「老人保健施設」「介護医療院」
夜間の医療行為が期待したい人は、選択肢が限られています。
「特別養護老人ホーム」や「グループホーム」に、夜間の看護体制はありません。
医療行為ができるのは医師と看護師だけ
医療行為が許されるのは、「医師と看護師」だけです。
痰の吸引など一部緩和されていますが、介護士は「医療行為」が禁止されています。
グループホームには、看護師の設置義務がありません
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グループホームに看護師はいません
特別養護老人ホームには、看護師が日中だけしかいません
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夜間は介護士だけです
看護師が24時間体制で働いていない施設
- グループホーム
- 特別養護老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅
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夜間には看護師がいません
深夜の医療行為が期待できる3つの施設
あなたの母親は「医療行為」が必要なら、24時間看護師常駐の施設を検討したいです。
どのような施設があるでしょうか?
ここでは3つの施設を挙げてみました。
老人保健施設
医療法人が運営する施設です
民間会社の運営ではありません
老人保健施設の特徴
- 24時間、看護師が常駐している
- 日中は医師がいる
- 利用額が安い
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施設長が「医師」であることが多いです
老人保健施設には、値段が安いメリットがあります
おむつ・リハビリパンツなどの排泄用品も、利用料込みになっています
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特別養護老人ホームみたいでしょ
「老人保健施設」は、病院を退院した人のリハビリ施設なんです。
在宅生活から入居する人は少ないです
すごく人気があり、なかなかチャンスが回ってきません
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もし声がかかったらチャンスです
私の経験談:
- 病院から転院
- 他の老人保健施設から転院
私は2パターンしか見ませんでした。
あなたの母親が入院している時
「老人保健施設」を紹介されたら、絶対に入居してください
気に入らなければ、退所すれば良いだけです
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そもそもチャンスが少ないんです
制度上、入居できる期間に「最大3か月まで」と制限があります
あくまで「老人保健施設」は、病院と在宅生活を結ぶリハビリ施設です
リハビリ期間を終えたら、自宅に帰ってもらいます。
既に「老人保健施設の制度」は形骸化しています。
3か月以内で退所する人はいません
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経験者の誰に聞いても同じことを言います
介護医療院
2018年4月、「介護医療院」という新しい施設が誕生しました。
こちらも医療法人が運営する施設
ターミナルケアにも対応しており、24時間の看護体制も整っています。
夜間帯の医療行為が期待できます。
24時間体制で「医師」が常駐する施設もあります。
「老人保健施設」以上に、医療体制が整っています。
「療養病床」を引き継ぐ形で誕生しましたが、現時点では施設数がかなり少ない
私は「介護医療院」での勤務経験はありません。
人員配置など施設内の詳細について知識がありません。
有料老人ホーム
「有料老人ホーム」には、24時間看護師常駐を売りにしている施設があります
あなたの母親が「医療行為」を必要としているなら、重要な選択肢です。
「有料老人ホーム」は金額が高くなりますが、入居できる確率は断然高いです。
▼ 有料老人ホームをタイプ別に紹介しています
私が勤務した「24時間看護師常駐」の有料老人ホーム
私は24時間看護師常駐の「有料老人ホーム」で、勤務経験があります。
私が勤務した施設を紹介しておきます
介護度でフロア分けされていた
入居者50名の施設
2階が重度の人の「専用フロア」でした。
3階・4階は、介護度が軽度~中級の人が入居されていました
「医療行為」が多くなると、2階へ移動するシステムをとっていた
看護師が多く所属していた
看護師の人数は、普通の「介護付き有料老人ホーム」より多かったです。
看護師の出勤人数
- 日中の看護師、2~3名
- 夜間帯の看護師、1名
夜間に体調不良者がでた場合、2階に看護師が必ずいるので「対応がスムーズ」でした
夜間に「ナースオンコール」で、看護師に指示を仰ぐ必要がありません
「医療行為」が必要でない人でも、夜間に看護師がいるので安心感が高いです
ナースオンコール:
担当看護師への電話報告すること
夜間は「看護師の携帯電話」に連絡を入れて、指示を仰ぐことになる
- 医師への報告
- 救急対応
どちらも看護師が行うので、とてもスムーズでした。
介護士が看護師に電話して指示を仰ぐよりも、圧倒的に対応が早いです。
深夜に「導尿」が必要な人がいましたが、常駐している看護師が対応していました。
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普通の「有料老人ホーム」では実現しません
まとめ / 24時間看護師常駐の施設を3つ紹介
- 医療行為ができるのは「医師と看護師」
- 痰の吸引など「一部の医療行為」は介護士もできる
- 「老人保健施設」はチャンスがあれば、迷わずに入居するべき
- 「介護医療院」は数が少ない
- 24時間看護師常駐の「有料老人ホーム」は、夜間の緊急対応がスムーズ
24時間体制で「医療行為」が期待できる、3つの施設を紹介しました。
夜間の医療行為が必要な人:
24時間看護の「有料老人ホーム」を検討しておきましょう
夜間の医療行為が必要でない人:
将来に備えて、系列に「24時間看護体制」の施設があると理想的です
系列施設に「24時間の看護師常駐」施設があれば、「医療行為」が必要となった時、転居がスムーズになります。
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施設を探し直す、時間や労力がいりません
現場看護師や介護士からの猛プッシュで、優先的に転居できる可能性が高いです。(追加費用は要確認)
「老人保健施設」や「介護医療院」から声がかかったら、できれば入居してください
「私の母親には合わない」と思ったら、退去すればいいだけです。
関東・関西の大きな市町村は、かなりハードルが高いですよ
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2度とチャンスがないと思ってください
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