派遣介護福祉士の資料 - 施設選びと認知症対策

「両親の介護施設」「介護業界への転職」、介護現場の体験談を元にポイントを紹介します

スポンサーリンク

【そんなこと起こる? / 認知症対策】携帯電話トラブル / 介護現場で体験した実例 file40

「認知症の両親」から頻繁にかかってくる電話。

 

「1時間に10回もよ!!」

なんて事はよくあることです。

  

・同じことばかり何回も!

・プライベートの時間がない!

・息つく暇もない!

 

かなりのストレスになりますよね。

  

 
電話を切った瞬間に、電話をかけた事実を失念。

再度電話をしてしまう。

 

認知症スパイラル!!

 

そんな事を繰り返し続け、自宅にいる機会が多い専業主婦の方は、悩みを抱えておられる人は多いです。

 


今では「携帯電話」を施設に持ち込む入居者は、珍しくもありません。


認知症のご両親が「老人ホーム」に入居されても、

携帯電話を持ち込むと、同じことが継続します。

 

携帯電話が起こすトラブルを実例で、紹介してゆきます

  

 


解決方法は、一番最後で紹介しています

 

 

介護業界14年目の派遣介護福祉士です。

「両親の介護施設を探したいけど・・」、そんな不安の解消に役立てられるように、13年以上の介護現場での体験を綴っています。


2007年に介護業界へ身を投じ、早や14年目を迎えました。(派遣歴12年)
派遣社員の特性もあり、経験した施設数は「13」になります。

 


「老人ホーム」認知症トラブル / 携帯電話による家族のストレス・悩み

 

 

 

2010年代に入ってから、携帯電話を持参して、入所される方が増えています。

 

家族とのコミュニケーション機器としては良いものです。

反面、トラブルも多い現状があります。

 

 

注意すべきは、

軽度の認知症の方です

  

実例を紹介 / 施設内での携帯電話トラブル

私が経験した携帯電話のトラブル事例では、以下のものがありました。


体験を綴っておきます。

 

テレビショッピングで大量注文

携帯電話での注文は、スタッフや家族の眼が届かないので超簡単。

 

入居者の多くはテレビを持ち込みされるので、注文するチャンスがあります。


認知症の方は、同じ物を何度も注文する傾向あり

 

しかもサイズが大きな物は、居室内に置き場がなく、事務所から居室へ配達するのも大変です。

 

キャンセルの手続きも、その都度する必要があり、

ご家族にとって、「労力とストレス」が増すことになります。

 


救急搬送(119番)の依頼をする

 

深夜に「お腹の調子がおかしいから」と、

直接119番される方がおられました。

 


真夜中に救急隊員から電話がかかり、玄関を解錠するように依頼。

 

玄関へ向かうと救急車が止まっていました!!

 

結果的には救急搬送の必要もなく、翌朝の食事も完食。

 

 

・門扉解錠

・搬送準備

・看護師との連絡

・本来の夜勤業務

 

 

役割と仕事を割り振りをしながら、

夜勤スタッフ全員で、連携を取らなければいけません。

 

介助を必要とする他の方々を、巻き込むことになります

 

こういう事が起こると、現場ではすごく困ることになります。

 

 


警察(110番)に盗難被害の通報

 

軽度の認知症の方には、「物盗られ妄想」があります。

 

お金の管理が難しくなります。

 

「お金が見当たらない!」と携帯電話で、警察に電話する方がおられました。

 


警察は通報された限り、認知症だからという理由で

立ち去ることはありません!!

 

出勤スタッフは、全員事情聴取を受けることになります。

 

 

早朝、お金を盗られたと警察へ通報。

 

当日の夜勤スタッフ全員が、居残りで事情聴取を受けました。

聴取を受けたスタッフは、数か月で全員が退職。

 

こんな屈辱はありません!!

 

携帯電話の紛失

認知症の方は、物の管理がむずかしくなります。

 

年を重ねるにつれ、物の置き場所が分からなくなるのは、認知症に限らず、万人共通かも知れません。

 

携帯電話がなくなったと、大騒ぎになったことがあります。

 

通常、老人ホームでの紛失は、

入れ歯など、ズボンポケットに入る「小さいサイズの物」が多いです。

 

散々さがして発見したのは、食堂のゴミ箱でした。

 

携帯電話サイズの物を、ゴミ箱に捨てる発想がなかったのですが、認知症の行動は予測不能で、通常の発想を捨てなければなりません。

 

 

自宅内での探し物なら、「Bluetoothトラッカー」が便利です。

 

携帯電話・財布・家の鍵・自転車の鍵などの管理、
薄くて軽く、紛失防止に役立ちます。

 

 


ご家族へ毎日数十回に渡る電話をする

電話したことを忘れて、直ぐに電話してしまうパターンです。

 

施設入所してからも、在宅生活時代と同じく、継続することになります。

 

ご家族にはかなりのストレス!!


電話料金も高くつきます。

 


携帯電話の管理を依頼するご家族がおられますが、

それは介護士の職務の範疇ではありません。

 

私物管理はご家族の役割です。

 

トラブルを回避するためにも、対策・事後処理は適切に行っておくべきです

 

 

携帯電話トラブルを阻止した解決方法を紹介しています