派遣介護福祉士の資料 - 施設選びと認知症対策

「両親の介護施設」「介護業界への転職」、介護現場の体験談を元にポイントを紹介します

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【最後まで慎重に? / 行動すべき20選】契約前の確認・準備 / リアルな心配ごと file31

「老人ホーム」に入居する前に、しておくべき行動を紹介します。

 

失敗・後悔しないための最善の方法です。

 

 


あとで「しまった!」なんて、避けたいですよね?

 

 

「老人ホーム」は高い買い物です!!

 

 


ちゃんと、確認しておけば良かった!

 

 

「老人ホーム」で、よく耳にする言葉です

 

不安なく「老人ホーム」と契約する人はいません!

 

最終チェックを、しっかりすれば安心感は高まります

 

 

契約前までに「行動すべき20選」を紹介してゆきます

 

 

インターネット検索で目にするのは、「企業の公式ホームページ」ばかりです。

 

「運営者」の意見を読んで、参考になりましたか?

 

この「派遣介護福祉士の資料」では、現場で働いた経験を元に、構成しています。

  

介護業界14年目の派遣介護福祉士です。

 

「両親の介護施設を探したいけど・・・」、そんな不安の解消に役立てられるように、13年以上の介護現場での体験を綴っています。


2007年に介護業界へ身を投じ、早や14年目を迎えました。(派遣歴12年)
派遣社員の特性もあり、経験した施設数は「13」になります。

  

・健康型有料老人ホーム 1施設
・介護付き有料老人ホーム 3施設
・住宅型有料老人ホーム 2施設
・24時間看護師常駐・有料老人ホーム 1施設
・特別養護老人ホーム 1施設
・老人保健施設 1施設
・グループホーム 2施設(4ユニット)
・デイサービス 1施設
・障がい者(自閉症)グループホーム 1施設(3ホーム)
・居宅介護支援事業所 2事業所

 

以上の10業態(13施設・2事業所)を経験しています。

 

親が安心して暮らせる条件 / 「老人ホーム」の選び方

 

 「施設見学」「体験入居」を済ませて、

納得がゆけば、入居契約を交わすことになります。

 

 

実際に入居するまでは、気を緩めてはいけません!

 

 

 

重要事項 / 入居契約の前にすべきこと20選

 

契約前までに、入居に関わる条件を確認してゆきます


現場経験を元に、よく目にしたことや、耳にしたことを挙げています。

 

面会時間

多くのご家族は、週1回程度の割合で面会に来ています。


午後1時~4時頃の面会が多いですが、

平日だと仕事帰りの午後7時以降に、来られる人もおられます。

 

「有料老人ホーム」だと、午後6時以降は事務所が閉まっています。

(特別養護老人ホームは、事務所に宿直者がいる)

 

介護スタッフが夜間業務の合間に、玄関の解錠のために、現場を離れなければなりません。


「夜間の面会」が、可能か確認しておきましょう

 

「有料老人ホーム」だと「24時間面会OK」が多いです。

 

深夜0時に、面会に来られたご家族の経験があります。

現場からすると、困惑なんですが(汗)


外出時間

事務所が開く、午前9時~午後6時なら可能。


法事などで、早朝に外出されることもありました。

 

どの時間帯なら、可能なのか確認しておきましょう

 

 

食事時間

「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「グループホーム」「老人保健施設」、各施設ともに、食事開始の時間は決められているはずです。

(午前8時・午後12時・午後6時など時間固定)

 

「有料老人ホーム」では、食事時間に幅をもたせているホームがあります。

 

私は有料老人ホーム7勤務のうち、1施設のみですが実施していました。

 

その「有料老人ホーム」では、 

・午前7:30-9:00

・午後12:00-1:30

・午後5:30-7:00

 

 

時間範囲のみを決めて、範囲内であれば好きなタイミングで、食事ができるシステムにしていました。

 

朝の「連続ドラマ」や「のど自慢」など、

好みのテレビ番組が見られるように、自分で時間調整ができ、自由度高い生活ができます。


家族の宿泊

 

「ご家族の夜間宿泊」が可能なのか、確認しておきましょう

 

別途料金で、宿泊可能な「有料老人ホーム」は結構あります。

 

看取り(ターミナルケア)は、どのホームも可能です

 

実例:
終電に乗れず、深夜帯に泥酔状態で、突然の宿泊を繰り返す「ご家族」がおられました。

 

現場介護士たちの強いプッシュで、施設長が宿泊禁止にしたことがありました。

 

食事キャンセル時のタイミング

このクレームは結構多いので、確認しておきましょう!!

  

・キャンセルは、いつまでなら無料?

・どのタイミングなら、お金がかかるの?

 

 

ご家族との「外出・外食」で、食事をキャンセルするのは、よくあることです。

特に「おやつ」のキャンセルは多い。

 

食事キャンセルに関する不満は、よく聞きます


持ち込み可能なもの・不可のもの

 

居室スペースの問題もあり、持ち込み可能な物は確認しましょう!

(タンス・調度品など)

 

現金や貴重品(宝飾品)などは、「盗難・紛失」のリスクがあります

「持ち込み拒否」「事務所預かり」になる場合が多いです。

 

特に軽度の認知症の方は、「物盗られ妄想」があり、警察沙汰になったことがあります。

 

事情聴取を受けたスタッフは、大半が退職してしまいました。

 

貴重品の持ち込みは、施設にとってはリスクが大きいです

 

 

許可される可能性が高い物 

・整理タンス

・衣料用ダッシュボード

小型冷蔵庫

・テレビ

・他

 


おむつ・パットの料金

 

「有料老人ホーム」「グループホーム」では、

おむつ・パットの料金は別途請求になります。


市販の物よりも、どの程度高いのかチェックしておきましょう

 

但し持ち込みの場合、ご家族にとって「時間や労力」の負担が大きくお勧めはできません。

 

多少金額が高くなっても、ホームで用意してもらいましょう


備品の調達

 

排泄や歯磨き介助が必要な方は、おむつ・パット以外の備品も必要になります。


ホームでの備品調達が可能か、確認しておきましょう

 

ホームで一括購入している場合もあります。

ご家族が全て準備するのは面倒です

 

物品は以下が考えられます

・お尻拭き(濡れティッシュ)

・口腔ティッシュ

・口腔スポンジ

・入れ歯洗浄剤

・陰洗ボトル

・他

 

備品の料金

「転倒リスクが高い方」夜間徘徊がある方」は、 

・センサーマット

・離床センサー

を設置するかも知れません。

 

 

・家族が購入するのか?

 

・施設の備品として、無料で使用か?

 

 

どちらになるのか?確認しておきましょう

 

ホームによってバラバラです。

 

 

私は両方のパターンを経験。 

「ホーム」も「ご家族」も、購入拒否を経験しました。

 

家族同意の上で、掛け布団に鈴をつけて、夜間対応した経験あり(涙)

 

クリーニング代金

 

「ベット」や「布団・枕」は、ホームが用意した物を使います。

 

意外と多いのが、掛け布団を「尿」で汚してしまうことです

 

・掛け布団を抱き込んで寝る

・掛け布団の上で排尿する

 

ホームには予備の掛け布団がありますが、クリーニング代は利用者負担です。

 

敷き布団は、防水カバーで汚れを防げます。

 

実例:

ベット上で放尿する認知症の男性がおられました。

月々のクリーニング代が、数万円かかっていました。

 

敷き布団を汚した場合のクリーニング代金も、確認しておきましょう

 

 

布団の持ち込みは、お勧めできません

 

汚した場合の代替品はありません。

ご家族が至急対応する必要があり、かなり面倒です。

 

新聞定期購入

「有料老人ホーム」の場合、共用スペースに新聞各紙が置かれています。

しかし、居室へ持ち帰ることはできません。

 

個人で新聞が欲しい場合、個人契約が必要です。

 

「有料老人ホーム」では、新聞の宅配を受け付けています。

 

 

私の経験では、2つのパターンがありました 

 ・午前5時頃、「夜勤者」が配達ボックスへ出向き、回収した新聞を各居室へ配達

 

・午前9時以降に「事務所スタッフ」が、新聞を各居室へ配達

  

希望の時間帯に、手元に届く保証はありません!

手元に届く時間を、事前確認しておいても良いでしょう

 

補食の管理

馴染みの食べ物は誰にでもあり、持ち込みも可能です

 

・漬物

・梅干し

・ヨーグルト

・ヤクルト

・バナナ

・他

  

 

個人で用意した食べ物は、

「自己管理」or「介護者管理」かも確認が必要です。

 

ホームによって、対応はバラバラです。

 

自己管理の場合には、小型冷蔵庫の購入が必要!!


通院ガイド

 

「持病や怪我」での通院は、ご家族がされています

 

一部「通院の付き添い」を、売りにしている「有料老人ホーム」があります。

 

「夜勤明けスタッフ」が、同行することが多い。

人員不足やスタッフの負担が大きく、実現しない場合もあります。

 


日勤の「看護師」が同行するホームなら、実現性高いです

 

通院同行を売りにしているホームの場合 

・どの程度、実現できているのか?

・実現できなかった場合の費用負担は?

 
以上は確認しておきましょう。

 

私の経験上や同僚たちの意見を聞いても、

「通院同行は期待が薄い」と覚悟しておいた方が良いです。

 


イベント・外出など別途費用の平均

 

「有料老人ホーム」の場合、イベント・外出が多いのも特徴です。


別途費用請求になるので、月当たりの平均金額は知っておきましょう

 

兄弟間で費用をシェアする場合、予算割の目安に必要です。


光熱費

別途費用請求になるので、月当たりの平均金額は知っておきましょう。

 

兄弟間で費用をシェアする場合、これらも予算割の目安に必要です。


系列ホームへ移動

他の入居者との「人間関係悪化」「トラブル」に会った場合、系列のホームへ移れるか確認しておきましょう。


料金に関しては、契約前に確認を取る必要があります

 

他のホームに移れない場合、 

・居室変更可能か?

・その場合の料金は?

 

 

以上を確認しておきましょう。

 

重要:

・介護度が高くなった場合

認知症状が高くなった場合

居室変更を、ホーム側から申し出ることがあります

 

その場合の料金に関しても、確認しておきましょう


入院した場合

入院した場合、「ホームの部屋代」と「入院費用」の二重払いが基本です。

 

今一度、確認しておいてください

 

退居返金

退去した際の返金を、確認しておきましょう。

  

・初期償却

・償却年数

・クーリングオフ

 

 

以上は契約書で確認できますが、「重要事項説明書」にも記載しています。

 

契約前に、目を通しておくべきです。


コーディネーター(相談員)を利用した場合は、「初期償却」「償却年数」の一般的な料金について、聞いておくと良いです。

 

 

初期償却:

入居した時点で、返金されないお金

 

償却年数:

返金される期間。期間を過ぎると返金なし

 

クーリングオフ:

入居90日内であれば、全額返金

  

倒産した場合の返金

契約前までに確認要です。


コーディネーター(相談員)を利用した場合は、一般的な料金について聞いておきましょう。

 

退去になる条件

ホームから退去要請を受けるケースを確認しましょう。

 

・医療行為が必要になった

・暴力行為

・セクハラ

  

以上が考えられます。

 

重要!!/ 契約前の心得え

施設側の営業担当者のセールストークは、スルーしましょう!!

 

現場知識なしに、契約目当てで、適当なことを言います。

 


質問は、必ず「施設長」に聞いてください!!

 

 

・好きな時に、一人で外出できますよ!

・お風呂は、好きな時に入れますよ!

 

 

調子良いトークを信じて、入居される方を見てきました。

 

現実に直面して、ガッカリするのはご両親です!!

 

 

体験入居さえしておけば、事前確認できます!!


契約前に準備しておく物

既往歴をまとめる

「今までどんな病気をしたか」

時系列でまとめておきましょう!! 

 

・発症時期
・診断された月日
・入院歴
・手術歴

 

余裕があるうちに、文書化しておきましょう


必要書類を準備
 

・他

・住民票

・健康診断書

・印鑑証明

・連帯保証人

・身元引受人

・診療情報提供書

・他

 

 

 

担当ケアマネジャーの意見を参考にしながら、行動に起こすと良いです。

 

 

 

思い出し次第、随時アップデートしてゆきます。

 

 

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