老人ホーム13施設で働いた「介護士」が、老人ホーム選びの手順を伝授
「老人ホーム選び」のよくある疑問
- どんな種類があるの?
- 何を基準に決めるの?
- どう調べるの?
- どこに連絡すればいいの?
そもそも、「始め方」すら分からない!!
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皆さん同じ想いです
- インターネット検索
- 本
- 雑誌
いろんな方法で「老人ホーム選び」の情報が手に入りましたよね
あなたは「老人ホーム選び」の方法を読んで、理解できましたか?
- 専門用語が多い
- 長文で読む気がしない
- 「入口」「出口」が分からない
- 結局、全然分からない!!
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分からないまま、時間が過ぎているはずです
インターネット検索で目にするのは、
「企業の公式ページ」や「業者の宣伝媒体」ばかりですよね?
文字が多くて読みにくい!
本や雑誌も「運営経験者」や「元管理者」のアドバイスばかりです。
「現場介護士」のアドバイスは見かけません。
あなたが気にしているのは、親が世話を受ける「現場の姿」ではありませんか?
この記事では13施設を経験している「介護士の立場」で、「老人ホームの選び方」を紹介しています。
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本や雑誌では読めない「ポイント」が満載です
この「老人ホーム選び」の手順で、全て理解できます
目次を見ただけでも、「契約・入居までの流れ」が理解できるように整理しました。
「老人ホーム選び」の手順を「10ステップ」に分けています!
- 老人ホーム探しから入居までの手順
- 各プロセスの注意点
- 準備しておくこと
- 覚悟しておくこと
「両親の老人ホームを探したいけど・・・」、
そんな不安解消ができるように、14年以上の介護現場での体験を綴っています。
2007年に介護業界へ身を投じ、早や15年目を迎えました。(派遣歴13年)
派遣社員の特性もあり、働いた施設数は「13」になります。
- 健康型有料老人ホーム 1施設
- 介護付き有料老人ホーム 3施設
- 住宅型有料老人ホーム 2施設
- 24時間看護師常駐・有料老人ホーム 1施設
- 特別養護老人ホーム 1施設
- 老人保健施設 1施設
- グループホーム 2施設(4ユニット)
- デイサービス 1施設
- 障がい者(自閉症)グループホーム 1施設(3ホーム)
- 居宅介護支援事業所 2事業所
以上、10業態(13施設)を経験しています
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派遣の介護士として、いろんな施設で現場経験してきました
超シンプル!「老人ホームの選び方」を介護士の立場で整理してみた
簡単で分かりやすく、「老人ホーム選びの手順」を整理しています。
過去の記事をリンクさせて、詳細も分かるように意識しています。
それでは始めましょう!
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介護保険が利用できないと「老人ホーム」に入れません
先ずは「役所」へ行ってください
Step1. 役所(福祉課)へ行く / 介護保険申請
介護保険の申請をしていない人は、必ず申請を済ませてください
介護保険の申請をしていない人は、老人ホームに入れません
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「老人ホーム」では介護保険が必須です
介護保険の申請は、地元の役所で行います。
市役所に電話して、必要な物を事前に確認してください
- 介護保険被保険者証
- マイナンバー
- 他
「地域包括支援センター」に相談するのもありです
地域包括支援センター:
各地域に設置された「介護の相談所」
介護に関する知識が網羅されている
「デイサービス」や「在宅介護サービス」を運営している事業所が兼務している
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行政から依頼を受けて「介護相談」をしています
近所の「地域包括支援センター」を見つける方法は2つです
- 役所に電話で問い合わせる
- インターネットで検索する
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あなたの近所に必ずあります
介護保険は申請制度で、認定調査などいくつかの工程があります。
申請から承認まで時間がかかります。
入院している人は退院後すぐに使えるよう、早めに行動しておきましょう。
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在宅介護している「あなた」も、早く申請してください
役所に地元の「有料老人ホームの一覧表」があれば、ついでにもらっておいてください。
「グループホーム」「サービス付き高齢者住宅」を選ぶ人も同様です。
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資料として使えます
Step2. 「老人ホームの種類」を絞る
「老人ホーム」は全部で10種類以上あります。
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皆さんが迷うのは「種類の多さ」が原因ではないですか?
90%以上の人は、下の5種類から「老人ホーム」を選んでいます。
- 有料老人ホーム
- 特別養護老人ホーム
- 老人保健施設
- グループホーム
- サービス付き高齢者住宅
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施設の違いが分かりませんよね?
それでは、それぞれ「どんな施設なのか?」を紹介します
「特別養護老人ホーム」は超人気施設!
「特別養護老人ホーム」は、値段が安い「公的施設」なので超人気
待機人数(予約待ち)が多く、選べる「老人ホーム」ではありません
地方ならチャンスあり、人口密集地だと厳しい!
(東京・大阪では300人以上が予約待ち)
特別養護老人ホームは「要介護3」以上の条件があります
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声がかかったら、迷わず入所してください!!
超ラッキーです!
老人保健施設は病院を退院した人の「リハビリ施設」
「老人保健施設」は、退院する高齢者の「リハビリ施設」です
病院は緊急性がある人を優先しています。
でも「まだ家に帰るのは厳しい!」
そんな人のために用意されています。
24時間看護師常駐で医療体制の高い「老人ホーム」
値段も安く「超人気」
入居できる可能性は低いです
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こちらも声がかかったら、迷わず入所してください
グループホームは「認知症専門」の施設
認知症専門「老人ホーム」です。
認知症であることが絶対条件
看護師の設置義務はないので、医療を必要としている人には不向き
サービス付き高齢者住宅は「介護度が低い人」の施設
介護度が低い方の「老人ホーム」です。
施設によっては「介護度が高くなる」と退去になります
また施設を探し直す必要がある
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ご両親の条件は、どれに当てはまりましたか?
どれにも当てはまらない人は、「有料老人ホーム」の一択になります
有料老人ホームは入居の条件が低い「現実的な選択肢」
値段は高めですが、サービスの幅が広く入居条件が低いです。
- 介護度の入居条件がない
- 認知症OK
- 身体介護もできる
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選択肢もたくさんあります
他の施設よりも値段が高いのが「気になる点」でしょう。
老人ホームを選ぶ場合、現実的な選択肢は「有料老人ホーム」になります。
- 介護度が低い人は「サービス付き高齢者住宅」
- 認知症の人は「グループホーム」
も選択肢に含まれます
「特別養護老人ホーム」「老人保健施設」は、なかなか入居のチャンスがありません
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「特別養護老人ホーム」「老人保健施設」は、選べる老人ホームではないと思ってください
ここからは「有料老人ホーム」「サービス付き高齢者住宅」「グループホーム」の選び方を紹介します
チャンスが少ない「特別養護老人ホーム」「老人保健施設」は除外しています
Step.3 老人ホームの資料集める
「パンフレット」や「老人ホーム情報」を集めてゆきます。
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情報集めは重要です!
「老人ホーム」検索サイトに登録し、情報環境を整えます
登録や資料請求は「無料」です
簡単な比較がしやすいよう、いくつか資料請求しておきましょう
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一番効率が良い「確実な方法」です



ネットがあれば資料なんて、いらないでしょ?
あなたは老人ホームを選ぶ前に、誰かに相談するはずです
- 入居する本人
- あなたの旦那さん・奥さん
- あなたの子供
- 親戚
他人と「パソコンやスマホ画面」を見ながら、相談・検討はできません
相談相手に不親切です
「紙の資料」を机に広げた方が、検討はスムーズです
必ず、相談・検討の時に必要になります
資料請求は利用者数が多い「大手検索サイト」がおすすめです
案件数が多く「案件もれ」が防げます
▼ 無料登録できる「検索サイト」
- 資料請求
- 電話相談
- 施設見学の調整
最後まで「幅広いサポートを期待したい人」におすすめな「シニアのあんしん相談室」
施設の特徴で「絞り込み検索」もできます
▼ トータルサポートが期待できる ▼
施設選びがスームズに進み、あなたの力添えになりますよ!
既に他社へ登録済みの方は、複数登録しておいて、比較できる環境を整えます。
「登録サイト」によっては、施設見学の手配(無料)もしてくれます
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仕事で時間がない人には、かなり便利です
老人ホームはいきなり契約してはいけません!
必ず、施設の見学をしておくべきです
Step.4 老人ホームの見学先候補を絞りこむ
「老人ホーム」見学は、3つ程度しておきたいです。
施設見学は必ずしておきましょう
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施設見学をせずに入居すると、確実に失敗します
見学件数が、多すぎると迷ってしまいます
時間と労力のムダになります
- 1つだと少なすぎる
- 4・5つだと迷う時間が長くなる
2~3件あたりに絞ってください
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迷うと、いつまでも決められませんよ
▼ 「見学先を絞る」ポイントの関連記事


見学先候補を絞り込んだら、インターネットで「施設の情報」を確認します
効果的なのは、「重要事項説明書」の確認です。
Step5. 「重要事項説明書」で施設の情報をチェックする
「重要事項説明書」は「施設の公式ホームページ」や「自治体のホームページ」に、掲載されていることがあります。
重要事項説明書:
行政に提出された「施設情報」
定期的に情報が訂正され、一般公開もされている
- 介護士の離職数
- 看護師の離職数
- 居室総数
- 建物情報
- 初期償却
- 償却年数
- クーリングオフ
- 他多数
重要な情報が満載です
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「老人ホーム」を見学する前に、チェックしましょう
ホームページに掲載されていない場合は、施設見学の際に請求できます
施設から「重要事項説明書」の請求を拒否されたら、「候補リスト」から外してください
今後の「良いお付き合い」は期待できません
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そんな施設は選ぶ価値なしです
Step6. 「老人ホーム」に施設見学を申し込む
電話・ホームページで申し込みできます。
「登録サイト」の入居コーディネーター(無料)を利用する人は、無料で「見学の申し込み」と「時間調整」もしてくれる可能性があります
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手間と時間がかかりません
施設見学の際に、「コーディネーター」も同行してくれるなら理想的。
Step.7 「老人ホーム」を見学する
見学する場合は、2・3人でするのが理想です
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複数の視線で、見落としを防げます
▼「見学先で見ておくべき」ポイントの関連記事
見学を済ませて「ここにしよう!」と思っても、直ぐに契約してはいけません!
できれば「体験入居」をしてください
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あなたが施設見学できるのは、ほんの一部分です
Step.8 体験入居で相性を確認しておく
施設見学であなたが見学できるのは、施設にとって「都合の良いところ」だけです。
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本当の姿ではありません
体験入居することで、「相性の確認」と「欠点の深堀り」ができます
特に「他の入居者との相性」が悪いと、残念な結果になります
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見学では見抜けなかった、本当の姿が分かります
体験入居には数万円のお金がかかります
金額は高いですが、失敗のリスクを下げる「必要経費」だと割り切ってください
入居者の8割は体験入居をしません。そんな人に限って「ボヤキ」も多いです。
▼「体験入居」で見抜けるポイントを紹介しています
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なぜ?体験入居が必要なのか解説しています
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体験入居で納得できれば、契約となります
老人ホームへの入居は高い買い物です!
Step9. 契約前の準備をする
契約までに、やるべきことは多いです。
- 書類をそろえる
- 契約条件の確認
- 兄弟間の費用分担
- 他
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時間がある時にどんどん進めましょう
▼ 契約までにしておくことの関連記事です
入居後にも「トラブル」の心構えが必要です!!
Step10. 「老人ホーム」入居 / 見直し
契約を済ませれば、「老人ホーム」への入居となります。
あなたは「介護生活」から解放されます!
「トラブルに合う」「相性が良くない」となれば、退去を検討できます。
90日以内であれば、クーリングオフが適用される
(入居一時金の全額返金)
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クーリングオフの条件は、契約前に確認要です
▼ 入居中に起こるトラブルを紹介しています
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私の経験談をまとめました
まとめ / 老人ホーム選びから入居までの手順「10ステップ」
- 老人ホームの種類を絞る
- 役所(福祉課)で介護保険申請をしておく
- 老人ホームの資料を集める
- 老人ホームの見学候補を絞りこむ
- 施設の情報をチェックする
- 施設の見学を申し込む
- 老人ホームを見学する
- 体験入居をしておく
- 契約の準備を進める
- 入居を続けるか退去するか検討する
超シンプルに整理しておきました。
リンク先の関連記事で、詳細も分かるようにしています。
▼「介護スタッフとの関係」を良好に保つために、知っておくべきことを紹介しています。
必ず、読んでおいてください!!
施設をスムーズに選ぶ秘訣
コーディネーター(無料登録)を利用する場合は、アドバイスを受けましょう。
慣れないことを全てを自分だけで実行すると、不安とストレスの連続になります。
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知らないことを聞ける存在は、不安解消につながります
「すすめられたから、ここにしておこう」は避けてください!
あなたの親の一生がかかっています
なんとなくで選ばず、嫌なら「ハッキリ断る!」
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最終決定はご自身ですべきです!!
▼ 「無料」で登録・資料請求できる大手サイト
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