派遣介護福祉士の資料 - 施設選びと認知症対策

「両親の介護施設」「介護業界への転職」、介護現場の体験談を元にポイントを紹介します

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【どう選ぶ?/ 超簡単な裏技】老人ホーム / 候補を絞る9つのポイント file.27

 「老人ホーム選び」をする時、疑問が多くありませんか?

 

・何を基準に決めるの?

・どう調べるの?

 

そもそも、「始め方」すら分からない!!

  

 

 

ご両親の施設選びをするなら、

インターネットや雑誌の「施設選びのポイント」だけでは不十分です。

 

 

インターネット・雑誌・書籍で紹介されている「老人ホームの選び方」は、「運営者」や「管理経験者」の意見ばかりです。

 

現場で行われていることには、触れられていません。

 

 

皆さんにとって不安なのは

 

「親にとって快適な生活となるのか?」

「真摯な扱いを受けるのか?」

「環境にうまく馴染めるのか?」

 

など、生活全般なはずです。

 

  

この「派遣介護福祉士の資料」では、現場経験者の目線」を上乗せして解説しています。

 

 

「現場体験」を元に、「両親の老人ホーム選び」のポイントを紹介してゆきます。

  

インターネットや雑誌では、情報が満載です!!

 

 

 

「両親の介護施設を探したいけど・・・」、そんな不安の解消に役立てられるように、13年以上の介護現場での体験を綴ってゆきます。


2007年に介護業界へ身を投じ、早や14年目を迎えました。(派遣歴12年)
派遣社員の特性もあり、経験した施設数は「13」になります。

 

「有料老人ホーム」では、7つの施設で勤務経験あり。

  

・健康型有料老人ホーム 1施設
・介護付き有料老人ホーム 3施設
・住宅型有料老人ホーム 2施設
・24時間看護師常駐・有料老人ホーム 1施設
・特別養護老人ホーム 1施設
・老人保健施設 1施設
・グループホーム 2施設(4ユニット)
・デイサービス 1施設
・障がい者(自閉症)グループホーム 1施設(3ホーム)
・居宅介護支援事業所 2事業所

 

以上の10業態(13施設・2事業所)を経験しています。

 

 

「有料老人ホーム」検討/ 「施設探しのコツと裏情報」を現場介護士が解説

 

「パンフレット」や「ホームページ」に載っている情報は、経営者側が伝えたいものばかりです。

 

パンフレットは、外部の広告業者が作成した「宣伝広告」です。

 

皆さんが「知るべき情報」は期待できません

 
写真掲載された施設長や介護職員は、既に誰もいない可能性が高いです。

 

   

「有料老人ホーム」の概要

介護度が入居条件となりません。

「要支援2」から「要介護5」まで、幅広く入居されています。

 

入居者の半数は、何かしらの介護・支援が必要です。

 

完全自立の方も、多くおられます。

 

 

有料老人ホームは

・健康型有料老人ホーム
・介護付き有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム

以上の3タイプが存在しています。

 

関連記事を参考にしてください。 

 

 

 

「老人ホーム選び」のポイントを説明する前に

ご両親の「老人ホーム」を探す場合、現実的な選択肢


・「介護付き有料老人ホーム」

・「住宅型有料老人ホーム」

・「グループホーム」

・「サービス付き高齢者住宅」となります。

 

 

公的な施設である「特別養護老人ホーム」「老人保健施設」は、入居条件が厳しい上、入居待ちの方が多いです。

 

選択肢に入れることができません。

 

「特別養護老人ホーム」「老人保健施設」は、

チャンスが巡ってきたら、迷わず入所しましょう!

 

嫌なら退所すれば良いだけです。

 

 

ここでは「有料老人ホームの候補」に絞って解説します

 

 

「老人ホーム選び」のチェックポイント / 見学候補を絞り込む方法

 

「見学先候補を絞るポイント」を紹介します

   

ポイント! 全てを取り入れる事は無理です
家庭条件(費用など)を優先しながら絞り込んでください

 

自宅からの距離

自宅から近いことが理想ですが、予算など「希望条件に合う施設」を優先させるべきです。

 

距離には執着しない方が良いです。

 

衣服・物品などの「差し入れ」「状況確認」の為に、ご家族が訪問される平均回数は、週1回程度です

 

つまり1週間に1度訪問するのに「苦痛でない距離」と、範囲を広げれば選択肢も広がります。

 

季節の変わり目には、衣替えの衣服を季節ごとに持参する必要があります。

 

荷物を持って移動できる距離かも、考慮に入れておきましょう。


施設の新しさ・華麗さは気にしない

華やかな調度品や施設の新しさと、「施設の良し悪し」に関連性はありません。


建物が大き過ぎない

私の経験上、これが一番重要なチェックポイントです

 

平均的な「介護付き有料老人ホーム」は、「4階建て」「部屋数50~60」程度です。

 

これを上回る規模の建物は、候補から外してください!!

 

・建物が大きくなると、スタッフの「眼や耳」が届きにくなる

・移動範囲が大きいと、スタッフの疲労が大きくなる

  

以上の原因で、介護の質も下がる傾向があります。

 

 

不測の事態があった場合にも、気配を感じられません。

発見や緊急対応が遅くなります。

 

 

居室数が100を超える大規模施設は、移動距離が大き過ぎて、日中ですらナースコール対応が遅くなります。


ご家族の面会訪問時、介護スタッフに声かけしようにも「何処にいるのか見つからない」というのもよくある事です。

 

建物が大きい施設ほど、多くの介護スタッフが必要ですが、介護業界は慢性的な人員不足が続いています。

 

人員が充足する確率が、著しく低くなります。

 

 

パンフレットやホームページでも、居室総数は確認可能です。


居室総数が60以内の「適度な規模」がお勧めです

 

 

「理由と詳細」を事例を挙げて、詳しく説明しています

 

1階や最上階に大食堂がない

「大食堂」がある施設は、お薦めしずらいです

 

小さなリビングが各階に備えられ、居室近くのリビングで食事が摂れるのが理想です。

 

歩行や移動介助が必要になると、スタッフの介助が必然となります。

 

私の経験では、入居者60人程度の中規模施設で、スタッフが食堂への移動介助に費やす時間は、1時間以上になります。

 

つまり往復で2時間以上もかかり、しかも朝・昼・夕と3往復しなければなりません。

 

食堂への移動介助で、本来あるべき「スタッフと入居者の関わり」が、忙殺されてしまうという事です。

  

移動介助に忙殺されなければ、

「あれもできるのに」

「これもできるのに」 
となるのは、「有料老人ホームあるある」です。

 

移動介助を理由に、退職する介護スタッフも多いものです。

 

ユニット制(担当範囲が限定)の「特別養護老人ホーム」「グループホーム」の経験者は、移動介助を苦痛と感じています。

 

残念ながら、2010年代に建設された「介護付き有料老人ホーム」は、大食堂の内蔵型が圧倒的に多いです。

 


エレベーターは2つあるか

エレベーターは大事な動線です。

 

2つ以上あることが望ましいです。

入居者60名の施設だと、2台あるのが一般的。

 

エレベーターが1つだと、「いつまで経ってもエレベーターが来ない」なんて事は頻繁ですし、エレベーター点検中には使用できません。

 


大食堂へ行く際にエレベーターを、1日3回も使用するわけですから、条件に含めておくべきです。

 

近隣に系列施設はあるか

他の入居者さんとの「人間関係悪化」「トラブルに遭遇した場合、系列施設へ移れる可能性があります。

 

金額・条件に関しては、契約前に確認を取る必要あり。

 

系列に「24時間看護師常駐」の施設もあれば、医療的なケアが必要になった場合に、新たに施設探しをする必要もありません。


系列施設からだと、現場介護士や看護師の猛プッシュで、入居の優先順位も高くなるはずです。介護現場で経験済み。



親会社の経営状況を知っておく


「有料老人ホーム」には倒産・経営譲渡のリスクがあります。

 

親会社が上場企業だから、施設経営が安泰とは限りません。

 

親会社の業績次第では、施設が売却されることも覚悟しておくべきです。

  

最近の例  ・ワタミ→損保ジャパン
・神戸製鋼→住友林業
・オリックス→大和証券

 

 

運営会社の変更で、「介護スタッフの顔ぶれ」や「勤務体制」が変わる可能性があります。

 

求人情報は常にチェックしておく

人員不足で困窮している施設は、求人広告を常に出しています。

 

ネット求人・新聞チラシは、常時チェックしておきましょう。


大手施設になると、広告会社と年間契約している場合もあります。

その場合は例外と考えて結構です。

 

 

1月~3月の求人も例外と考えましょう。

  

・「子供の進級でお金が必要」

・「育児から解放されたので働きたい」

 

 主婦をターゲットにした、人員確保の大事な時期だからです。

 

介護施設は、「主婦パート」の存在なしでは成り立ちません。

 

 

短時間パートを募集している施設は、雇用体制に柔軟性があり、人員不足に陥る可能性が低くなります。

 

私の経験上、「フルタイム勤務」や「正社員採用」に執着している施設は、人員確保に苦労しています。

 

重要事項説明書をチェックする

法人によっては「重要事項説明書」を、ホームページでネット公開していることがあります。

 

「重要事項説明書」は、書式が統一されており、他施設との比較に役立ちますが、重視する点がわかりづらいと思います。

 

 

 以下の情報は候補先を絞る基準となりますので、注目しておきましょう

 

・居室総数
・建物の大きさ
・エレベーター台数
・入居一時金の返却内容(初期償却・償却年数)
・クーリングオフ(90日間以内の退去)

 

 

ネット公開していない施設は、施設見学の時に請求しておきましょう

 

契約時まで提出を拒否されたら、候補から外すべきです!!

 

 

まとめ / 」有料老人ホーム」の見学候補を絞る9つのポイント

  


・週に1度の訪問ができる距離

・調度品や装飾の華麗さはスルー

・適度な大きさの施設に絞る(居室総数・高さ・横幅)

・大食堂のない施設を優先する(現在、減少傾向にある)

・エレベーターが2台ある

・近隣の系列施設を確認しておく

・親会社の経営状況を知っておく

・普段から求人情報をチャックする(雇用の柔軟性も分かる)

 
・重要事項説明書を見ておく

 

 

このあたりの情報なら、「施設見学する前」でも情報収集は可能です。

 

これら全てを取り入れることは無理があるので、各家庭の優先すべき条件から、取捨選択して候補を絞り込むと良いでしょう

 

他にも思い出し次第、常時アップデートしてゆきます。

 

 

・「老人ホーム選び」の関連記事をまとめています

 

 

www.careismylife.com

必須事項 / 「施設見学」「体験入居」はしておくべき

パンフレットやホームページだけで、絶対に施設を選んではいけません。

 

「施設見学」「体験入居」

は必須事項です。

 

手間を省くことなく、正しい過程を追って、入居契約をするべきです。

拙速な契約は避けましょう。


「施設見学」は3件程度はしておきたいものです。

 

多すぎても「迷う時間」が長くなるだけです。

 

各ご家庭の条件で絞込みをした上で、見学予約をしましょう。


これは絶対条件です !!

 


「施設見学」や「体験入居」をなしに入居する方は、結構多いですが、

これは絶対に避けなければいけません。

 

「施設見学」はインターネットでサイト登録しておけば、「見学申し込み」まで手軽にできます。

 

登録や資料請求も複数しておいて、「情報の幅」を広げておきましょう

 


両親の人生をかけた重要な活動です


時間と手間は惜しまない方が良いでしょう

 

施設をスムーズに選ぶために / 後悔しないために

 

業界実績がある大手サイトのみをご紹介しておきます。


施設選びがスームズに進み、皆さんの力添えになるはずです。

 

コーディネーター(相談員)を利用する場合は、アドバイスを受けましょう。


慣れない事全てを、自身だけで調べて実行するとなると、不安とストレスの連続になります。

 

コーディネーター(相談員)無料なので、利用しておくべきです。

 

知らないことを聞ける存在は、不安解消につながります

 

「勧められたから、ここにしておこう」は避けてください。

最終決定はご自身ですべきです!!

 

 

費用・入居時期・医療行為から介護施設を探す【かいごDB】

全国規模で施設紹介を展開されている、知名度高い大手検索サイトです。各ご家庭の事情(介護度・予算・場所)に合わせて、絞込みも可能です。
施設見学から入居までサポートが期待でき、有料老人ホーム以外も幅広く情報掲載されています。

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